ばん太です。
昨今のスポーツ自転車ブームはめざましいですね。
当店にもクロスバイクを購入に来店される方が増えています。
スポーツ自転車を初めて買う方にとって、気になるポイントはやはり「価格」でしょう。
クロスバイクは4~6万円台のものが多いですが、最初は値段の違いもわからないかと思います。
そこで、少しでも安くスポーツ自転車デビューしたい!ということで「中古」という選択肢を考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、スポーツ自転車は部品の交換になかなかの費用がかかります。
新品を買ったほうが安かった……とならないように、中古のクロスバイク購入を検討している方向けに、チェックするべき部品から注意点をお伝えします。
防犯登録についてや盗難車の可能性の有無に関してはママチャリ編をご覧ください。
タイヤ
一番劣化を確かめやすい部品ではないでしょうか。
少しでもひび割れがある場合は要注意。
タイヤ、チューブを前後交換すると、5~6千円以上する場合もあります。
ワイヤー類
ブレーキワイヤー、シフトワイヤーが錆びていたり、ほつれていないかをチェック。
走行中に切断してしまうと危険です。
ブレーキシュー(ブレーキのゴム)
これも、すり減っているとブレーキが効かず危険です。
グリップ(ロードバイクならバーテープ)
グリップが劣化していると、非常にねちょねちょします。
ロードバイクの場合は、ハンドルに巻かれているバーテープが破れていないかチェック。
ホイール
回してみて、異音がしないか、歪んでいないかのチェックは必須です。
チェーン、ギアのサビ
当然、ギアチェンジに支障をきたしますし、異音もすることがあります。
また、サビは無くても、チェーンが新品に比べ伸びていることもあります。
チェーンが伸びていると、こいだときにゴリゴリという感触が出てしまいます。
これはなかなか目視では確認がしにくいです。
ぱっと思い浮かぶだけでも、これだけの注意点があります。
先日、ネットでクロスバイクを譲ってもらったというお客様が、整備や部品交換で結局2万円ほどかかるというケースもありました。
上記をしっかりと確認できない場合は、中古車の購入は控えたほうが良いかもしれませんね。