【自転車屋の人気モデル正直レビュー】パナソニック・ベロスターをご紹介!

 

ばん太です。

今回は、個人的に人気が急上昇していると感じるパナソニックのカジュアルスポーツ電動自転車「ベロスター」について良いところ、悪いところを、実際に聞いたお客様の声も含めて紹介します!

 

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ベロスターってどんな自転車?


[パナソニック]2018 ベロスター「ELVS77」700C 7段変速 電動自転車

税込定価は102,600円(増税前)ですが、ネットショップで9万円を切っている店舗もあります。ビビDXなどのスタンダードモデルに比べてもお求めやすい価格です。

低価格の主な理由はバッテリー容量で、8.0Ahとなっています。ビビDXが16Ah、ビビLシリーズが12Ahなので、近年のモデルでは小型な部類の容量となっています。

重量は22.4kgと電動自転車の中では軽め。(ビビDXは29.1kg)

前カゴ、荷台は別売りとなっています。

ギアは7段、カセットスプロケットというタイプです。

適応身長は149~185cmとなっていますが、150cm台後半はないとやや乗りにくいかも?

カラーは3色で、ホワイト・ブラック・レッド。

本格的なスポーツモデルとはブレーキ面でも異なります。ビビDXなどと同じで、前がキャリパーブレーキ、後ろがローラーブレーキです。

 

他のスポーツモデル、ハリヤやジェッタ―との主な違いは?

 

まず、定価がハリヤは14万円ほど、ジェッターは16万円ほどとなっています。

ベロスターの価格を見た後だとえらく高く感じますね。

バッテリー容量が、ハリヤは12Ah、ジェッタ―は16Ahで、ベロスターの8Ahに比べ走行可能距離が長いのです。ギアは8段でベロスターより1段増し。

ベロスターのみフルタイプの泥除けが標準装備です。重さは同じくらいで、ハリヤがサスペンションの分少し重くなっております。

 

こんな方におすすめ!

 

「大手メーカー品で、なるべく安くて、でもママチャリみたいな見た目じゃなくて、スポーティなタイプがいい!通勤・通学距離は往復10キロくらい!」

という方向けでしょう。

長距離を、よりスポーティに走りたい方には、ハリヤやジェッタ―がおすすめ。

 

お客様に聞いた、ベロスターの良くないトコロあれこれ

 

購入後にいただいたご意見です!

・バッテリー容量がちょっと小さい

・両立スタンドは取付できない

・純正カゴ以外はなかなか取付できない

・ブレーキの利きが悪い、などなど…

ブレーキに関しては言われてみればという感じなのですが、決して品質の問題はありませんし、安全に止まることができます。

ただし、通常スポーツ車に搭載されているVブレーキやディスクブレーキに比べると、ローラーブレーキは「じわ~」っと止まる感触になります。ブレーキの種類の問題ですね。

Vブレーキ、ディスクブレーキは制動力が強く、クイックに止まります。その代わり、車輪がロックして滑ったり転倒するリスクがありますし、よく止まる分ブレーキパッドの消耗が早くメンテナンス頻度が多くなります。ローラーブレーキはその点メンテナンス性が良いと言えます。

スポーツ自転車に普段からよく乗ったりしている方や、スピードを出す方は、キビキビとは止まらないブレーキに物足りなさを感じるのかもしれません。気になる方はぜひ試乗してくださいね。

 

また、購入後半年ほどで、モーター部の小さなギア(自転車屋さんはプーリーとか小ギアなどと呼んだりします)が破損したり、踏み込んだ時に歯飛びしたりなどといった症状がでた方もいらっしゃいました。

これも使い方の問題になるのですが、過去の記事でも触れたように、電動自転車は重いギアばかりを使っていると、普通の自転車以上に車体に大きな負担がかかります。チェーンもすぐ伸びます。こぎ出し・坂道は軽いギアが鉄則。

そして、他のスポーツ電動車にも言えることですが、ベロスターはペダルをこぎながらギアチェンジをする「外装変速機」タイプです。だからといって、思い切りペダルに力を込めながら一気にギアチェンジを繰り返すと、これまたモーター周りのギアが短期間で故障します。やさしく、一段ずつ変速する必要があります。

 

純正オプションパーツ

 


Panasonic(パナソニック)【電動自転車用】ベロスター専用 フロントバスケット (NCB2188S)


Panasonic(パナソニック)【電動自転車用】ベロスター専用 フロントバスケット (NCB2145S)

前カゴはこの2種類。NCB2145Sは結構小さめです。

 

リアキャリアもあります。


[送料無料][パナソニック]リヤキャリヤ ベロスター ミニ用 「NCR1659S」

ただ、カゴとキャリア両方取り付けると+1万円くらいになりますので、なかなかの悩みどころです。

利便性を求めるなら、バッテリー容量が倍で見た目も近く、カゴや荷台が標準装備のティモDXやティモSも選択肢に入るかもしれません。


[パナソニック]2019 ティモ DX 「BE-ELDT755」 27インチ 5段変速 電動自転車[19TG]


[パナソニック]2019 ティモ S 「BE-ELST634」 26インチ 電動自転車[19TG]

 

以上、ベロスターに関してまとめてみた記事でした。

走行距離、利便性のバランスをしっかり考えてお気に入りの1台を選んで下さいね!

 

 

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