自転車がパンク、その意外な原因とは?空気、入れてますか?

 

通学中ママチャリがいきなりパンクした!

 

久しぶりに電動自転車に乗ろうとしたら空気が抜けていた!

 

ばん太です。

皆さん、誰しもが一度はパンクの経験があるのでは、と思います。急いでいる時にパンクしちゃうと、「んんんんん!!!!なんでこんな時に限って!!!」とイライラしちゃいますよね。

なるべくそんな目に会わないように、今回は、自転車屋的な目線で、実際にどんな原因のパンクが多いかを紹介します。

パンクといえばがびょうなどが刺さって起こる、と思われがちですが……

 

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刺さりもの

 

THE・パンクって感じのイメージですね。走行中、いきなり空気が抜けた!と感じたらすぐに自転車を停めて、タイヤをチェックしましょう。

がびょうや釘、ガラス、ホッチキスの針のようなものなどが刺さっていることが多いですね。

 

段差によるパンク(リム打ちパンク)

 

歩道から車道に勢いよく降りたら、「ぷしゅ~……」と悲しい音をたててパンクしたことはありませんか?

リムというのは、ざっくり言うと車輪の外周部のことです。段差などを乗り越えたときに、中のチューブがリムとタイヤにはさまれるような形となり、へびに噛まれたような特徴的な穴があきます。

空気が少ないと起こりやすいパンクです。空気が少ないことによってタイヤとチューブの間に隙間がうまれ、よりチューブをはさみこみやすくしてしまいます。

 

空気不足によるけずれのパンク

 

体感的には、これが一番多いパンク原因です。

 

2のリム打ちパンクでも少しご説明しましたが、空気が少ないとタイヤとチューブの間に隙間がうまれます。

その状態で走り続けると、タイヤ内側とチューブがこすれあい、チューブが全体的に削れてしまいます。結果、穴があいてしまい、タイヤからチューブを取り出すと、チューブの削りかすが出てきます。

 

このパンク、自転車的にも嫌なパンクなんですよね。一ヶ所修理しても、全体的にチューブが傷んでいることが多く、またすぐパンクする可能性が高いからです。チューブの交換を提案することもあります。

変な折り目がついたり、削れ跡があるのがわかるでしょうか。

また、タイヤが常につぶれた状態になるため、タイヤの横割れも発生し、タイヤ交換が必要になることも……

 

空気を入れるバルブが根元でちぎれたり、バルブ周辺にチューブがよじれ固まってしまっていたりすることもあります。

車体が重い電動自転車はダントツでこのパンク原因が多いです。

 

 

他にも、虫ゴム(バルブに入ってるちっさなゴム)が傷んでいるだけだったり、リムフラップというものが傷んでいるのが原因だったり……と色々ありますが、代表的なのはこの3つです。

 

自転車の空気は何もしなくても減っていきます。

物刺さりは運もあるので仕方ないですが、空気を入れるだけでかなりのパンクを防ぐことができます。

月に一回は、空気を入れることをオススメします。

今度パンク修理で自転車屋さんに行くときは、ぜひ原因を聞いてみて下さいね。

 

 

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