ばん太です。
先日、早くもお店にブリヂストンの2019年モデルのカタログが届きました!2018年9月16日現在、公式サイトのカタログページは2018年のまま更新されていないので、出来立てほやほやのカタログです。
(2018/9/23 追記:公式サイトのカタログページが更新されました→コチラ)
今回はカタログから電動自転車のカテゴリに注目して、昨年からの変更点などを紹介してみたいと思います。
(2019/1/24 フロンティアリラクシー、イルミオ、アシスタファインDXを追記しました)
目次
・新機能「走りながら自動充電」
ブリヂストンの電動自転車の特徴は、前輪モーター+ベルトドライブです。
そして、モーターには回復充電機能が搭載されています。
(参考リンク:2018年モデルの特徴)
これまで、回復充電機能は下り坂で左ブレーキをかけた時のみ、その制動エネルギーによって作動していましたが…2019年モデルはなんと走行中にペダルを止めるとバッテリーが充電されるというのです。
仕組みとしては、「ペダルを止める=減速の意思がある⇒違和感の無い程度に前輪モーターが軽~いブレーキをかける⇒制動エネルギーで発電」
と、いう事らしいのです。メーカー計測によると、この機能で走れる距離が最大28パーセントアップ、とあります。
・フロンティアシリーズに20インチモデル「ラクット」が登場
[ブリヂストン]2019 フロンティアラクット20 「FK0B49」20インチ 電動自転車
20インチ、24インチで、新モデルの「フロンティア ラクット」が発売されています。(3輪モデルの「ラクットワゴン」も新発売)
去年までは無かった、前輪駆動+ベルトドライブの20インチモデルが初登場。
先述の自動充電の他、従来よりもまたぎやすく、ひざや足首に負担をかけにくいフレーム設計となっています。モーターを車体中心から前輪に変えたことにより足つきをより良くすることが可能になりました。
従来品のフレーム下部(またぐところ)の高さが約34cmなのに対し、ラクット20インチは23.5cmとなっています。
公式サイトでは従来品との比較動画を見ることが出来ます。この従来品というのが、実はヤマハ製モーター搭載の自転車です(笑)
なんでブリヂストンがヤマハのモーター使ってるの?という方はこちらをご覧ください。
シニア向けの20インチモデルは、これまでヤマハの「PAS SION-U」、パナソニックの「ビビ LS」の2車種が中心的存在でした。そこに、フロンティアシリーズの好評を受けてブリヂストンが市場に送り込んだのがラクットです。
私も20インチのラクットに試乗してみましたが、なかなかこれが乗りやすい。こいでいてひざがあまり曲がらないので、とっても楽ちんです。
走りながら自動充電も大きな違和感はありませんでした。
価格は税込定価で約127,300円。2018年の他社モデルに比べるとやや強気な値段と言えるでしょうか。新機能がどれだけお客様の心を掴めるかが、今後のブリヂストン製電動車の明暗を左右するだろうと思われます。
通学モデルのアルベルトeやカジュナe、ステップクルーズeも、19年モデルからこの機能を搭載しています。
[ブリヂストン]2019 アルベルトe S型 「AS7B49」 27インチ 5段変速 電動自転車
[ブリヂストン]2019 カジュナe ベーシックライン 「CB6B49」 26インチ 電動自転車
[ブリヂストン]2019 STEPCRUZe(ステップクルーズe) 「ST6B49」 26インチ 電動自転車
なお、従来品のヤマハ製モーター搭載モデルも引き続き販売されています。
(アシスタシリーズ)
・フロンティアシリーズの一部統合
2/1はエントリーで最大P18倍&最大1200円クーポン[ブリヂストン]2019 FRONTIA DX(フロンティアデラックス)「F6DB49」 26インチ 電動自転車
昨年は、24・26インチのフロンティアが3種類ありました。
スタンダード、デラックス、ロイヤルです。主な違いはバッテリー容量で、ロイヤルのバッテリーが一番大容量(B400)でした。ブリヂストンの前輪モーターモデルのバッテリーは3種類あり、容量が大きい順にB400、B300、B200という名前です。
新モデルでは、スタンダード(B200)とデラックス(B400)の2種類となります。間のB300搭載モデルが無くなりました。3種類もモデルがあってややこしかったのかもしれませんね。
こちらも新機能の「走りながら自動充電」搭載となっています。
・新登場① フロンティアリラクシー
[ブリヂストン]2019 フロンティア リラクシー カラータイヤモデル「FC6B49」26インチ 電動自転車
1月に内容を若干更新したカタログが発行され、新たに追加されたモデルです。
フロンティアDXと同様に「走りながら自動充電」のモーターを搭載しつつ、若年層向けにおしゃれなデザインとなりました。
サイズは26インチのみですが、タイヤの色が黒とベージュの二種類あり、黒タイヤモデルがベージュより若干安くなっています。
・新登場② イルミオ
出典:ブリヂストンサイクル株式会社
1000台限定、ファッション雑誌「STORY」とのコラボモデル。24インチで、別売りのキャリアを取り付ければリアチャイルドシートも装着可能。
手元に小さなカゴが付いている、不思議なデザインです。こちらも、フロンティアDXと同じアシスト性能となっております。おそらく早期に完売するかと思われますので、気になる方はお早めに。
・新登場③ アシスタファインデラックス
「お手頃大容量!」と銘打ったモデルですが、モーターはヤマハ製、ちょっと前の世代のスイッチパネルを搭載しています。自動充電も付いていません。わざわざブリヂストンで選ぶモデルではないかな、と思います。
・パナソニック製モーター搭載モデルの廃止
ここからは余談です。
以前のコラムで、ブリヂストンが自社製も含め3社のモーターを搭載したモデルをそれぞれ発売しているというお話をしました。
しかし、新カタログを見ると、パナソニック製のモーターのモデルが姿を消していました。個人的な考えですが、ブリヂストン製のモーターのモデルが好調なことから、ブリヂストンがいよいよ自社モーター商品オンリーの販売に路線変更していくのかな、と思っています。
取り急ぎ、カタログや公式サイトを見て気になった点を紹介しました。
なお、2019年が出そろった1月現在、2018年モデルが絶賛値下げ中です。
最新モデルにこだわらない!という方は要チェックです。コチラの記事も読んでみて下さい。
通常の通学自転車の変更点についてはコチラ!