ばん太です。
これからお子さんの春の新生活に向けて、通学のための自転車を検討している親御さんも多いかと思います。
「違いがわからない!」「どんな自転車なら3年間乗れる?」などのお悩みの声を店頭でもよく耳にしますので、通学自転車におすすめの機能・特徴をかいつまんで紹介します。
目次
・耐パンクタイヤ(パンクに強いタイヤ)
安価な自転車は標準の厚さのタイヤとチューブが装着されていますが、通学中のパンクが心配なら分厚いタイヤチューブを搭載している自転車を選びましょう。お店の人に、「パンクしにくい自転車ありますか?」と聞いてみて下さい。
通学中パンクして遅刻、なんてことになると大変ですよね。
ただし、空気は必ず入れるようにしてください。丈夫なタイヤでもすぐに傷んでしまいます。
また、パンクが心配だからといってパンクしないタイヤ(ノーパンクタイヤ)の自転車がいい!という方はこちらをよく読んだ上で検討してください。
・明るいLEDオートライト
中学、高校となると、部活動に入ったりして帰りが遅くなることもあるかと思います。
昔ながらのスイッチ式の発電ライトだと、どうしても走りが重くなるので点灯が面倒になってしまいます。明るさも不安。
勝手に点灯するオートライトがあると、つけ忘れも無く夜間も安心ですね。
また、一口にオートライトといっても、値段によって明るさが異なったり、緑の残光が残るタイプもあります。明るいほうがおススメです。
・オートテールライト
通常の反射板とちがい夜間赤く点灯することで、後方の車からの夜間の被視認性(車からの見やすさ)が格段に上がります。
当店にも車と追突した事故車がよく持ち込まれます。安全のため、部活などで帰りが遅くなることが多いならあった方が安心ですね。フロントのオートライトより安価で、簡単に後からも取り付けできます。オートではない物もあります。
BRIDGESTONE(ブリヂストン) ソーラーテールランプ SLR100N F700040DGC SLR100N
3~4万円以上の自転車にはこちらのライト、もしくは近い物が搭載されていることが多いです。ソーラー充電で、自動で点灯するのでお勧めです。後ろ泥除けの反射板と後から交換することも可能です。
・大きな前カゴ
かごが大きいと、たくさん荷物を入れられて便利です。ただし、あまり重い荷物を入れるとハンドル操作がふらつき危険です。大きなかごでも積載量は3~4キロまでのものがほとんどです。部活動用具などは後ろの荷台(キャリア)に乗せましょう。
・両立スタンド、キャリア(荷台)
学校によっては規定で必須の場合もあります。
教科書などがたくさん入った大きなバッグは、背負ったり前カゴにいれるより、後ろの荷台にゴムロープ(100均で売っています)でくくりつけるのが一番楽で安全です。合わせて、スタンドも両足のほうが荷物を乗せ降ろししやすいでしょう。駐輪時も倒れにくいです。
ただし、2人乗りはもちろん厳禁です。法律的にはもちろん、自転車に過度な負荷がかかり様々な部品の寿命が短くなります。
・サビに強いステンレスパーツ
ハンドルやカゴ、車輪、荷台などがステンレスパーツで構成された自転車はサビに強く丈夫になります。その分高価にはなりますが、自宅に屋根などが無い場合はステンレスパーツを多く使用した自転車を選びましょう。
ちなみに黒塗りのパーツは、黒い塗装が剥げるとそこから錆びてしまいます。
・変速機
ギアチェンジの事です。外装式と内装式があります。
外装式…ギアがむき出し。通学車は6段か7段の段数のものが多い。ペダルをこいでいるときしか変速できない。
内装式…変速機構が後輪中心部に内蔵。停車時でも変速できる。3段のものが多いが、高級車だと5段以上の自転車もある。
外装式はギアの段数は多いですが、点検不足だとチェーンが外れたりすることがあります。外装式より高価ですが、内装式のほうがトラブルは少ないでしょう。(もちろん内装式でも点検は必要です。)
・番外編…ベルト式自転車
1/19 9:59まで店頭受取&エントリーでポイント最大3倍[ブリヂストン]2018 アルベルト S型 [ABS75]27インチ 内装5段変速 オートライト ベルトドライブ シティサイクル 価格:62,240円 |
チェーンではなく、ベルトで駆動するタイプの自転車です。ブリヂストンのアルベルトが有名です。チェーンに比べ、軽くて錆びない、伸びない、触っても汚れない、寿命が長いという特徴があります。通学にはもってこいですが、値が張ります。
いかがでしょうか。
上記を全て搭載している自転車はかなり高価になります。
予算が限られている場合は、必要な機能を考えて、自転車屋さんに行ってみて下さい。
価格帯別の通学自転車の選び方も参考にしていただけると幸いです。